1956-11-22 第25回国会 衆議院 日ソ共同宣言等特別委員会 第5号
それが社会党の左派を切りくずして、例の民主人民戦線の革命をやった。そして、ベネシュはついに自殺をするのやむなきに至り、ヤン・マサリックは殺されてしまうという状態が、現にチェコで十年も昔でない昔にあるのであります。すぐ最近にあるのであります。そして、そういう国がどうなっているかといえば、ハンガリーやポーランドで現在見ているような状態になるのであります。
それが社会党の左派を切りくずして、例の民主人民戦線の革命をやった。そして、ベネシュはついに自殺をするのやむなきに至り、ヤン・マサリックは殺されてしまうという状態が、現にチェコで十年も昔でない昔にあるのであります。すぐ最近にあるのであります。そして、そういう国がどうなっているかといえば、ハンガリーやポーランドで現在見ているような状態になるのであります。
民主人民戦線の綱領が出る前にも、共産党はこれと同じような方向の、民主民族戦線をつくるための闘い、そういう方針というものを出しております。それを言つているわけです。それはそれでけつこうです。
(「同感同感」と呼ぶものあり)同時に政治的にも勤労大衆を基盤とした社共の民主人民戦線によつてのみ、初めてこれは裏附けられると思うのであります。この意味で私たちは今回社会党の人々がこういう基本問題について堂々と議論されたことに対して、非常な敬意と又同感を表しておるわけであります。どうか今後社会党の方々のご健闘をお祈りしてやまないのであります。(拍手)時間が参りましたので、これで終ります。